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心房細動

心房細動とは、心臓の「心房」という場所が1分間に300回~600回もふるえるように動く不整脈です。それにより、「心室」という場所が不規則に動き、脈がバラバラになる不整脈です。

加齢によって発症リスクが高くなり、70歳以上の5~10%の方が心房細動だとも言われています。高血圧、弁膜症や心筋梗塞などの心疾患、甲状腺機能亢進症、糖尿病、喫煙、飲酒、ストレス、過労などがある方も発症リスクが高くなると言われています。

心房細動になって困ること

脳梗塞

心臓の中で血液の塊が出来やすくなり、それが血流にのって流れていく事で、脳の血管を詰まらせ脳梗塞の原因になる事があります。他の臓器の血管を詰まらせる事もあります。

認知症

小さな血栓が脳に詰まる事により、認知症の危険度が約2倍になると言われております。

心不全

脈が速くなると心室の拍出量が低下し、心不全の原因になる事があります。また、心房が適切に収縮しない事によっても心臓の拍出量が低下します。

失神

脈がゆっくりになりすぎると意識消失発作を起こす事があります。

心房細動の治療

まず、脳梗塞の予防を第一に考えます。抗凝固薬を内服するか?しないか?です。

そして、心房細動から普通の脈に戻すのか?戻すとしたら、薬で戻すのか?カテーテル手術を行うのか?

脈を戻さないのであれば、心拍数を適度にコントロールします。

当院では、心電図、レントゲン、血液検査以外に、ホルター心電図検査、心臓超音波検査を駆使して、心房細動の発見、治療を行います。治療においては、カテーテル手術は当院ではできませんが、適応のある方、そして希望される方は、積極的にカテーテル手術にも紹介致します。

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