不整脈とは、心拍数や心臓の鼓動のリズムが一定でない状態の事を言います。
慢性的に続いている場合と一時的に出現する場合があります。
　不整脈には、治療の必要なものから、あまり心配のないものまで、たくさんあります。まずは、治療が必要な不整脈かどうか？心電図で確認する必要があります。

症状

　不整脈の主な症状は動悸、息切れです。胸がドキドキする、違和感を感じる、心臓の動きを感じるなどの症状があります。意識消失発作を起こすような不整脈もあります。また、別項に記載した心房細動のように脳梗塞の原因になる不整脈もあります。

治療

　まずは治療が必要な不整脈なのか？判断することが必要です。心臓に器質的疾患のない方の場合、治療が不要な場合も多いです。不整脈の種類を特定する事、心臓に器質的疾患があるかないか判断する事が重要です。治療が必要な不整脈の場合、カテーテル治療や内服薬による治療があります。徐脈性の不整脈の場合、ペースメーカー植え込みが必要な事もあります。

　当院では、ホルター心電図（24時間心電図）で不整脈の種類や頻度を特定し、心臓超音波検査で器質的心疾患の有無をチェックします。その上で、内服薬による加療が良いのか、カテーテル治療が良いのか、あるいはペースメーカーが必要なのか判断しています。カテーテル治療やペースメーカーが適していれば、適切な病院へ紹介致します。

ペースメーカーが植えこまれている方には、ペースメーカー外来にて、ペースメーカーチェックを行います。