ご挨拶
はじめまして、血圧心臓クリニック水戸を開設いたします、院長の萱場と申します。
これまで、水戸赤十字病院、循環器内科部長として長く診療をしてまいりました。
入院の必要な重症患者さんを診療する一方、急性期を過ぎた患者さんの外来でのコントロール、生活管理、生活習慣病等の慢性疾患管理を行っておりました。長期間、水戸赤十字病院、循環器内科は私一人で担っておりましたので、外来が夜間に及ぶ事も多くありました。入院中の加療と外来での加療を両立する事に限界を感じ、この度、外来加療に大きく舵をきって、このクリニックを開設いたします。
心疾患で重症化する患者さんは、もともと心臓の弁疾患や不整脈、先天性心疾患を有している方や、基礎に生活習慣病を有している方がほとんどです。
無自覚の内に病気が進行してしまった方、自覚しつつもしっかりとコントロールする事を怠ってしまった方、そういった患者さんを一人でも減らす事が私のミッションと考えております。
「心不全パンデミック」という言葉はご存知でしょうか?
これは、高齢者の増加に伴い、心不全の患者さんが大幅に増加することが想定されており、感染症患者の爆発的な広がりになぞらえて「心不全パンデミック」と呼ばれています。
茨城県でも、循環器病対策推進計画をたて、健康寿命の延伸、循環器病による死亡率の減少を目指しております。
当クリニックも、微力ながら「心不全パンデミック」に立ち向かい、結果、県民および地域住民の「心不全パンデミック」が抑制される事を最終目標に掲げます。
クリニックのロゴマークは、皆さんの「心臓」に、そして「心」に、そっと手を当てる存在でありたいという思いをデザインしていただきました。
何となく敷居の高い医療機関ではなく、気軽に相談できるクリニックでありたいと思っております。
健康に関して、不安や心配がありましたら、お気軽にご相談ください。
院 長 萱場 祐司
院長 萱場 祐司 医学博士
学歴
1995年 | 三重大学医学部 卒業 |
---|---|
2003年 | 千葉大学医学部大学院 卒業 |
職歴
1995年 | 千葉大学医学部附属病院 第3内科 |
---|---|
1997年 | 東京都保険医療公社 東部地域病院 循環器内科 |
1999年 | 千葉大学医学部附属病院 循環器内科 |
2003年 | 公立福生病院 循環器内科 |
2005年 | 東大和病院 循環器内科 |
2010年 | 水戸赤十字病院 循環器内科 |